ベースを弾いて三十年以上・・(苦笑) 過去に使ったもの、現在愛用してるもの、アンプ、他の機材も含めてエレクトリックベースという楽器を偏った視点と不十分な知識で斬る! | ||
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これが最近巷で話題の「Fullertone」である。(ウソ) 大変失礼しました。 実は「Fender Custom Shop Master Builder」だ!(大ウソ) 真相は「本物のFender JBの62年製!!」のはずはなく・・ 実は「Edwards E-JB-130R/RE スーパー・リアル シリーズ」のジャズベースタイプで現在は廃番。 EdwardsはESPの兄弟ブランドで、その名の通り使い 込んだ傷や塗装剥げを再現した「レリック・モデル」で 定価12、3万のをヤフオク(またか!)で数万円で購入。 こうしたレリックについては賛否両論あり、「楽器にわざと 傷をつけるなどもってのほか!」という批判的な人もいる が私は嫌いではない。 問題はその出来具合で・・ 先のFullertoneなど、本物のビンテージと見紛うような仕上 りのものも最近は多く存在し、もちろん音の方もスゴイと評 判だけど、過去のほとんどのレリックモデルはイマイチな 出来の物ばかりで某・御本家メーカー(?)のもスゴイ価格 のわりには首をひねるような仕上げだと思ってた。かなりの 廉価版であるこのEdwardsもご多分にもれずどうも仕上げが わざとらしく、そこで「自分の好みに手を加えてしまおう!」 と紙ヤスリ、ヤスリやナイフでガリガリ削った結果がこれ。 このベースはラッカー塗装で、元々の木の生地が露出した 部分もクリアーの塗装で保護されていた。まあ、木部がむき 出しのベースを量産品として販売は出来ないとは思うが、 この部分も容赦なく削り落とし、剥がれた塗装の境目を爪で チマチマと引っ掻いたりして何とか見れる程度にした(??) 60年代初頭のFender JBと同じく、ブリッジとリアPU間を アース板でつなぎ、ブリッジ・ミュートの取り付けネジ穴も 再現されている。これらの穴もちょっとキレイ過ぎたので ドリルで広げ、エッジを荒らして周囲の塗装も落とした。 ブリッジの後ろには弦交換の際に付くボールエンドの傷も 付けたが、これはちょっと仕上がりがわざとらしかった(笑) 衣服でこすれて剥げた塗装、キズ、露出した木部の変色 具合など、自然な風合いを出すのはやっぱり難しい。 それに、なんといっても「半世紀の時間の経過」を表現しよう となれば、これはもう芸術であり、爆発であり、太陽の塔である。 TV「なんでも鑑定団」に必ず登場する、絵画や骨董品のニセモノ を作ってた人たちの心境が、ちょっと分かった気がした・・ (この記事・シツコクつづく) スポンサーサイト
私のプレベはボディ裏がハードレリック過ぎて、これ大丈夫か!?と最初思いました(汗)。愛機として気に入るかどうかがポイントなんでしょうね。 オアシス地球さんのレリック加工、それらしく見えますね!
@べぇす #-|2012/05/26(土) 15:35 [ 編集 ]
いいですね
俺もレリック加工いいと思います。 ジャコモデル見て・・・本物と寸分違わないレリック加工が美しすぎ、と一目惚れ・・・でも買いませんでした。そこは大人になって我慢しました(笑) フェンジャパのJBでレリック加工挑戦してみます。
天災ベーシスト #R1xHvAf2|2012/05/26(土) 16:15 [ 編集 ]
うわ、コメント早!(笑)
そうだ、@べぇすさんのもレリックでしたね。 あ、しかも「御本家」でしたっけ(汗) 私のは「それらしく見える」域を出ていませんね(笑) もっとハードにやっつけるべきですね。
オアシス地球 #-|2012/05/26(土) 16:33 [ 編集 ]
ジャコモデル・・
実はこのEdwardsは傷や塗装のはがれ方などがそのジャコモデルにけっこう似ていて 同じような模様になってるんですよね。真似したといえば、真似なのかも(??) > レリック加工挑戦・・けっこう難しいので、心して、気長にやってみてください。 あ、ポリ塗装のはさらに難しいかも・・?
オアシス地球 #-|2012/05/26(土) 16:40 [ 編集 ]
私の主義だと「使っているうちに傷は付くんだし、わざわざ高価いレリック仕様を買う気は無い」です。 あ、でもFender C/Sのロリー・ギャラガーモデルを見た時は「これは欲しいかも!」と思うと同時に「でもこれは飾って置く用だな」と・・・ 確か60年代前半~中盤位のFenderの塗装って、下地塗装と着色層の喰い付きが悪いらしいですね。 レリック加工の解説は、このサイト↓が愉快で判りやすいです。 http://www.nymphusa.com/telecaster/ DIYレリックの参考にどうぞ!
すわべ #TbW5GI3c|2012/05/26(土) 16:46 [ 編集 ]
すわべさんは
たしか「否定派」とまでは行かなくても、やや批判的でしたっけ?(笑) まあ、私も自然とそうなるのが一番理想、という気はありますし、大体卒業しました(笑) > ロリー・ギャラガーモデル 昔プレイヤー誌にデカデカと写真が載ってた、あの骨董ストラトですね。 あれ、木の地肌がもう楽器じゃなくて仏像みたいな色してますもんね(笑) そのサイト、知らなかったです。世の中にはスゴイ人がいますね。 あのマンガの対話形式のは、なんか他でも見たような気がするなあ・・?
オアシス地球 #-|2012/05/26(土) 17:16 [ 編集 ]
プラ塗装みたいな?
これって、戦車のプラモデルに汚し塗装したり、 車体の一部を蝋燭で溶かしたり、 線香で被弾痕作ったりするのと同じ感覚? わしの太鼓なんか、30数年前買った時点で中古やったから、まんまレリックもええとこやわ
あっ、どうも(笑)
こんなブログもやってました(苦笑) >プラモの汚し塗装 ・・ う~ん、感覚としては似てるようでちょっとちがうのかなあ?? ベースはあんまり敵の攻撃にあったりしないからなあ(笑) まあ、人から見たら対象が模型か、楽器かの違いくらいかも知れませんけどね。 > 30数年前のタイコ・・ それはまたビンテージですねえ。
オアシス地球 #-|2012/05/27(日) 09:37 [ 編集 ]
Fullertoneのところをクリックすると、メーカーサイトと思っていたら、私の金フラーでした(笑)。 オアシス地球さんのEdwardsのレリックもかなり力がはいっていますね。 で、私の金フラーですが、他の通常のラステッド処理(Fullertoneではレリック処理をこう呼びます)よりもかなり手が込んだものとなっていて、深みがあってとても気に入っています。 やすりで傷をつけ過ぎて、弾いていると服にガサガサと引っ掛かってしまう箇所は、入手後にサンドペーパーで滑らかにしましたけど・・・(笑)。
F-nie #-|2012/06/03(日) 10:09 [ 編集 ]
F-nieさん、
勝手にリンクさせてしまい、すみません(汗) F-nieさんの金フラ、本当は「金色」ということで(笑)、不定期企画の 「あなたのスケベース、見せてください」でも取り上げたいのですが、 ちょっと失礼なので、これは万が一お許しが出たら、ということにします(恐縮) ところであのベースは塗装の剥げ具合が美術・骨董品の域に達してますね。
オアシス地球 #-|2012/06/03(日) 11:55 [ 編集 ]
スケベース
金フラ、充分にスケベースなので画像をお使い下さい。 入手後一ヶ月経って私なりのセットアップも終ったので、ぼちぼちとブログにアップします。
F-nie #-|2012/06/05(火) 00:04 [ 編集 ]
こっ、これは
なんというありがたきお言葉、なんという懐の深さ・・ どんな扱いされるかわからないというのに(笑)いや、冗談です。 ありがとうございました。ぜひ次回の記事にて使わせていただきます!! m(_ _)m
オアシス地球 #-|2012/06/05(火) 09:58 [ 編集 ]
まとめtyaiました【Relic ~ 誰や、ベースに傷つけてんの!(笑) その1】 これが最近巷で話題の「Fullertone」である。(ウソ) 大変失礼しました。 実は「Fender Custom Shop Master Builder」だ!(大ウソ) 真相は「本物のFender JBの62年製!!」のはずはなく・・...
まとめwoネタ速neo 2012/05/26(土) 17:19
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